2015年6月8日月曜日

2015.06.06 粟野地区公園「春の植物観察会」

粟野地区公園で行われた今年の「春の植物観察会」は全6回実施されました。
なかなか都合がつかず、これまで参加できませんでしたが、最終回となる第6回にようやく参加できました。

今回、22人の参加があり、2班に分かれて観察を行いました。
私の班の先生は、とても植物に詳しいMさんでした。
初めて聞くことも多く、大変勉強になりました。
教わったことを忘れぬよう、その一部を以下に載せます。

ムラサキシキブ(紫式部) シソ科 ようやく開花しました


サワラ(椹) 葉の裏の白い「X」字模様で 同属のヒノキと区別します


ネズミモチ(鼠黐)  実が鼠の糞に、葉がモチノキに似ていることから命名


とても大きな葉っぱの植物 いったい何でしょう?


答は クサギ(臭木) 近くに生えていた大きな木 きれいな実をつけます


参 考 クサギの実 2014.11.16  印西市・結縁寺で撮影


ヘラオオバコ(箆大葉子) あの不思議な形の花が咲き終わった姿


手まりのような可愛い実 何の実でしょう?


花が残っていました ニワゼキショウ(庭石菖)の実でした


チチコグサ(父子草) ハハコグサ(母子草)はこちら


コナラ(小楢)の葉 ブナ科


クヌギ(櫟、椚、橡、栩)の葉 ブナ科


クヌギの「ドングリ小僧」 2年かけて大きな実になるといいます


アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)の花 トウダイグサ科


イヌシデ(犬四手、犬垂) 左右非対称な果苞の元に堅果があり 風で飛散



ウグイスカグラ(鴬神楽) スイカズラ科 熟した実が半透明で美しい


フタリシズカ(二人静) センリョウ科 よい名前をもらったものです


フジカンゾウ(藤甘草) マメ科 5枚もしくは7枚の奇数羽状複葉


ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科 三出複葉 「ひっつき虫」の一種


横倒しに倒れた幹から枝が垂直に伸びています 逞しい生命力


虫が葉の中を這い回り、葉の主脈から出ていくそうです


コブシ(辛夷) モクレン科 実が大きくなってきています


コブシが自ら落とした実 こうして実の数を調節しているようです


ヒメジョオン(姫女苑) ハルジオン(春紫苑)はもう咲いていません


ウツギ(空木) アジサイ科 別名 ウノハナ(卯の花)


ウツギの花 「卯の花の匂う垣根に」の「匂う」は 美しく咲き誇るさま


サワフタギ(沢蓋木)の実 ハイノキ科 秋には美しい瑠璃色になります


まだ熟していないヒメコウゾ(姫楮)の実 クワ科


参  考 赤く熟したヒメコウゾの実 2015.06 撮影


参  考 ヒメコウゾの実を近接撮影 2015.06.23 撮影


マンネングサ(万年草)の一種でしょうか


長谷津水路(大津川支川)の上流部を望む 中央右に白く見える花


白く見えた花は クリ(栗)の花でした ブナ科