2015年3月24日火曜日

樹林地を歩く 2015年3月24日

寒暖の差が大きな時季ですが、だいぶ暖かくなってきました。
いつものように 中央口から南口まで散策路をたどっていきましょう。



















森の植物は、徐々に芽を吹き、花を咲かせはじめました。

ゴンズイの芽吹き


アオキの芽吹き


ウグイスカグラの可愛い花


市道2130号線をたどり、粟野地区公園駐車場へと歩を進めました。

道路沿いの梅も そろそろ終わりです


ここを左に折れて、長谷津水路(大津川支川)を渡ると駐車場


川のすぐ手前にある太いフジの木 立派です


2015年3月14日土曜日

2015.03.14 市道2130号線沿いで見た植物

「粟野地区公園」の周りの市道を歩いていると、いくつかの路傍の植物が目に入ってきました。

まず、最初にこの植物。

キキョウに似ています 何の花でしょう?

植物に詳しいMさんにおききしたら、「ツルニチニチソウ」だとのことです。
調べたところ、「ツルギキョウ」という別名もあるようです。
ただし、「ツルギキョウ」という和名は、キキョウ科の別種の植物に正式に与えられているので、ツルニチニチソウにおける別名は 「通称」といったところでしょうか。

ツルニチニチソウは、リンドウ目 キョウチクトウ科です。
そして、キキョウは、キク目 キキョウ科です。
キキョウに似ていても、まったく別種の植物です。

ツルニチニチソウ (蔓日々草) キョウチクトウ科

ツルニチニチソウは、常緑の蔓性植物の一種であり、非常に繁殖力が強く 蔓により増えていくそうです。
とてもきれいな花です。
観賞用によく栽培されるという理由が分かります。


割 込 2015.03.24

上の写真を撮った日から十日後、ツルニチニチソウは変わらずしっかりと咲いていました。

アズマネザサに隠れるように咲いています


心なしか花の色が濃くなったように感じます

この割込 おわり


次に、この植物。
粟野の森の林床に急拡大中です。
実に生命力の強い植物です。

ジャノヒゲ (蛇の髭)  クサスギカズラ科 別名、リュウノヒゲ(竜の髯)

葉はノウサギの餌となっています。
また、葉の根もとのところには サファイアのように美しいエメラルドブルーの実をつけます。

ジャノヒゲの種子 

知り合いの Oさんは、子どもの頃、竹鉄砲にジャノヒゲの種子を詰めて飛ばして遊んだそうです。


最後に、次の植物です。

ウメ (梅) バラ科 サクラ属

辺り一面いい香りがしていました。
梅の樹木は、盛り土をされた比較的に高い場所に植えられています。

絵になりそうな風流な枝振り

梅が咲くと、春の到来を感じます。