2014年4月29日火曜日

樹林地を歩く 2014年4月29日

「粟野地区公園」の散策路を回ってみました。
市道2130号線沿いからも、さまざまな植物が観察できます。

鎌ケ谷市発行のパンフレットに掲載の「粟野の森マップ 」 (一部修正)


中央口には大きめの案内板があります。
一度は読んでおきたいものです。

中央口に置かれている案内板


では、中央口から南口へと 4月末の散策路沿いの景色を見ていきましょう。










月ごとの変化を 継続して記録していきたいと思います。

 

2014年4月19日土曜日

「粟野地区公園」の4月 (その2)

4月中旬の「粟野地区公園」の植物です。
写真は2014年4月19日に撮影しました。

ムラサキケマン(紫華鬘) ケマンソウ科 キケマン属
まだきれいな色を保っていました


アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏) トウダイグサ科 アカメガシワ属
赤い細かな毛が生えていて、こすると取れます


アケビ(木通) アケビ科 アケビ属
これからの季節、林床を覆って広がります


キツネノカミソリ(狐の剃刀) ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
名前の由来は、細長い葉の形が剃刀に似ているからだといいます


ハナイカダ(花筏) ミズキ科 ハナイカダ属
この個体は雌株 ポツンとひとつ主脈に乗っているのが雌花 


ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科 チャラン属
花期の終わりごろになると、このように葉が大きく成長します


ヒトリシズカ 【1週間前の形】 あっという間に姿が変わります
葉が完全に開ききる前に、茎の先端に糸状の雄蕊をブラシ状に出します


シロダモ(白椨) クスノキ科 シロダモ属
ビロードのような白い若葉がきれい


ホウチャクソウ(宝鐸草) イヌサフラン科 チゴユリ属
旧分類体系ではユリ科とされていました


エノキ広場付近の景色 1


エノキ広場付近の景色 2


サンショウ(山椒) ミカン科 サンショウ属
かわいい黄色い花が咲いていました


アマドコロ(甘野老) キジカクシ科 アマドコロ属
これも旧分類体系ではユリ科とされてきました


アマドコロの特徴は 稜のある茎
同属のナルコユリの茎はつるりとしています


セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科 タンポポ属
種子の部分がうまく写っています


コウゾ(楮) クワ科 コウゾ属
雌花(上部の赤い花) と 雄花(下部の黒っぽい球状のもの)


オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) オオバコ科 クワガタソウ属
クローズアップすると とてもきれいです


ニワトコ(接骨木、庭常) スイカズラ科 ニワトコ属
花がいま まっ盛りに咲いています


ヤエムグラ(八重葎) アカネ科 ヤエムグラ属
トゲトゲのあるヤエムグラにも花が咲いていました


キツネノボタン(狐の牡丹) キンポウゲ科 キンポウゲ属
かわいらしく一輪咲いています

 

2014年4月12日土曜日

「粟野地区公園」の4月 (その1)

「粟野地区公園」の4月のようすです。
写真は2014年4月12日に撮影しました。

粟野コミュミティセンター(右の建物)の隣にできた粟野地区公園 駐車場 


向きを変えて見た駐車場 (13台入れます) 左奥が粟野の森


市道2130号線沿いの景色 左側: 粟野の森 右側: 民有地


ツタ(蔦)の赤い若葉   別名  アマヅラ(甘葛)、ナツヅタ、モミジヅタ


キヅタ(木蔦) 別名  フユヅタ


中央口の案内掲示板


中央口にある丸太イス この木の樹齢は 110歳余り


ハナイカダ(花筏)の雄花 雌雄異株です


ミズキ(水木)の若葉が美しい


アケビ(木通) これからの季節、林床には いっぱいに広がります


ホウチャクソウ(宝鐸草) 花が咲くのが楽しみ


クロモジ(黒文字)の花 けっこう長く咲いています


ウコギ(五加木)属の植物の若葉 なにウコギでしょう?


イヌシデ(犬四手、犬垂)の実生の双葉と本葉


エノキ(榎)の実生の芽出し 切れ込みの入った双葉の形が特徴的


クサボケ(草木瓜)のオレンジ色の花


ニシキギ(錦木)の若葉 秋には美しく紅葉します


粟野の森の景色 1


粟野の森の景色 2


市道2130号線 民有地側の竹柵近くの木 剥がした番線の痕が痛々しい


ゴンズイ(権萃)の芽吹き ツヤツヤとしています


胴吹きのケヤキ(欅)の若葉 樹勢が衰えており、幹の中間での芽吹き


ナズナ(薺) 別名  ぺんぺん草、三味線草


セイヨウタンポポの花の蜜を吸っている ベニシジミ